走り続け、眠る前に








「なるほど。

夏美にしては良い考えですね、マドカさん」




「………。」








静香もそう言って立ち上がり、夏美の反対側から私の肩に手を回してニヤニヤと笑った。








「マドカ〜、

ウチらマブダチだよな?」







夏美が私の顔を覗き込んで言ってきた。








「…うん」




「達也の事が好きな人は、手を上げて下さい」




「………。」








マブダチという言葉に負け、私は下を向いて手を上げた。









「……はい」