みんなでお弁当を食べていると、再び窓の向こうを二つのシルエットが通り、その二人はここの家のドアを開けて入ってきた。 「あ、帰ってきた」 拓真はそう言って、半開きになった部屋のドアを足で開けた。 「友達来てるの?いらっしゃい」 拓真が開けたドアから、拓真の母親が私達に微笑んだ。 「この二人さ〜、 家で虐待受けてるから俺とリンで保護するから〜」 「あ…お邪魔してます…」 私と明菜は割り箸を置き、拓真の母親に軽く会釈しながら挨拶した。