「あ、そうだ、 春美ちゃん髪どうする? 自分で染めさせといて言うのもあれだけど… 学校に行くなら、黒に戻す?」 「この髪は… このままで良いです」 みんなで過ごした夏を、 幻にしたくないから。 「そっか。 あとさ、お父さんの事だけど、 私とリンに任せてよ。 二度と暴力振るわない様に説得してみるから。 出来ればなんのしがらみも無く、気持ち良く卒業式に出してあげたいからさ」 「…美咲さん」