「まじ? じゃあさっそく行こうぜ、乗れよ」 「……。」 私がバイクの後ろに乗ると、他の二人もエンジンをかけ、コンビニの駐車場から出た。 「お前さ、 名前なんて言うの?」 嗅いだ事がなくてもわかる、トルエンの匂いと 真夏なのに付けすぎなアリュールの匂いが、ヤケにイライラする。 「…春美」 「ふうん、俺はサトル。 拓真とか林のタメなの?」 イライラする…… 「…そうだよ」