オブラート









私の足は、自然にあの公園に向かっていて、




気がつくと、

ベンチに座り、公園を見渡していた。









小さい時から、どんなに嫌なことがあっても、

こうしてボーッとしているだけで、いつの間にか心が落ち着いているはずなのに、



今日は余計に、悲しみが込み上げてくる。










私はもう、


何も持っていないし、何も持ってはいけない。








大事な仲間から、人生の一部を奪った犯罪者だから。