「それは別に構わねえけど、 日曜にでも直してやるから、それまでここに置いてればいいだろ。 真也には俺から言っておくからよ」 「…いえ、真也さんには自分で謝りますんで」 私は達也さんの車に乗せられて、壊れたバイクには拓真が乗り、 私は車のフロントガラスから、何気なくバイクにまたがる拓真の背中を見ると、 急に、背筋にゾクッと何か嫌な感じがした。 「……。」