オブラート








「突っ張って生きてると、

それなりの代償だってついてくるけどよ、


一つだけ守ってバカやる分には、

俺はお前らを応援するよ」




「一つってなに?」







拓真が聞き返すと、達也さんはヘルメットを三つ、私達の前に置いた。









「大事なものは失うな」









達也さんが言った言葉に、私達はコクッとうなずき、


渡されたヘルメットを持ってお礼を言い、外に出た。