オブラート









「どういう事だよ、これ…」





拓真はそう言って座り込み、


その後、私たちは駐車場で数時間待つが、父親の車は一向に姿を現さず、



一度、拓真の家に戻ろうとして立ち上がった瞬間、


入り口から一台の車が入ってきた。







「…あ!

帰ってきた!あの車」







私が指差すと、拓真達は振り返り、


二人は私が指差す車に向かい、ツカツカと歩きだした為、私も二人の後を追った。








すると、


車から降りてきたのは明菜の父親と、助手席に乗っていた義理母だけだった。