オブラート







「美咲さん…

私と春美の為に、ここまでしてくれて、本当にありがとうございます。


なんてお礼を言っていいやら…」



「いや…

そんな安物のジンベイで、そこまで感謝されても…」






帰り道。

明菜は袋を抱きしめて、早く着替えたそうだった。






「リン君、可愛いって言ってくれるかなあ〜」



「え!?

明菜ちゃん、リンの事が好きなの?」






美咲さんはビックリして、後ろを振り返った。






「あ…言っちゃった。

内緒にして下さいよ?」