オブラート








「明菜もリン君も…みんな好きだよ。


側に居てくれて、本当に嬉しい…」








拓真は空になった缶を水の上に立てようとするが、


私達が立てた小さな波紋のせいで、上手く立てれなかった。









「俺も同じ〜。


もし優介を、俺以外の奴がイジメたら、本気で怒るだろうし



誰かが明菜を泣かせても、そいつ絶対、許さないだろうし」




「……。」








なんとなく、



拓真の気持ちは、今の言葉で分かった。