みんなが遊び疲れて水から上がり、いつものごとく、お酒を飲みだして談笑する中、 私は一人、まだプールの中に入って空を眺めていた。 「プールの中〜、 そんなに気持ち良いの?」 拓真が飛び込み台の所から私に言った。 「なんか、水の中に居るとさ、 自由な気がするから、上がるのが怖くて…」 「……。」 私がそう言うと、 拓真は缶ビールを口にくわえ、プールの中に入ってきた。