オブラート








「春美、私達も泳ごうよ」



「うん」






私と明菜は、Tシャツにハーフパンツ姿のままプールへ入った。






「キャハハハ、泳ぎにくいね〜」






私達は泳ぐというより、プールの中を歩き回った。






「浩輝〜、

見張りなんかしなくていいから、お前も来いよ」



「え、でも、おまわり来たら分からないっすよ」



「みんなで遊びに来たんだから、見張りなんかいらねえよ、律儀な奴だなあ。

警察来ても優介差し出すから大丈夫だって」



「またイジメる…」







拓真がそう言い、プールサイドから道路を見張っていた浩輝君も、プールへ入り、私達は水中鬼ごっこなどをして、しばらく遊んだ。