オブラート









「拓真先輩、今年は俺のこと落とさないで下さいよ」




「わかったから早く登れよ優介」






私達は学校の近くにバイクを止め、プールのフェンスをこっそり登ろうとした。






「おし、優介。

飲み物投げるから受けとれよ〜」



「え?

ちょ…ちょっと先輩、そんな一気に投げないで下さいよ!」






先にフェンスを越えた優介君に、拓真とリン君は飲み物とかが入った袋を同時に投げた。






「あー、落とすなよバカ、うるせえなあ。

近所迷惑だろ〜」



「だって先輩が一気に投げるから…」







優介君に続き、私達もフェンスを乗り越えた。