オブラート









「おっ、丁度出てきた」







私達が着いたと同時に、拓真が保護司の家の玄関から出てきた。







「終わった〜。どっか行ってたの?」



「暇だから学校。岡本先生と話してた。

どうすんの今から」



「帰っても暇だしな。

春美達、どっか行きたいとこないの?」



「う〜ん…私はとくに。明菜は?」



「泳ぎたい」






明菜がそう答えると、リン君が提案した。






「じゃあさ、夜になったら学校のプールに忍び込んで泳ごうよ。

俺ら、毎年やるんだ」