オブラート







「でも、もう大丈夫ですよ。

私も春美も、強い味方が出来ましたから」







明菜はそう言ってニコッと笑った。






「そうか…。

俺もずっと気がかりだったんだよ、村上の事は。

岸谷の事も、村上から聞いていたしな。



林、お前らどんな悪さしてても、こいつらだけはしっかり守ってやれよ、男なんだから」




「わかってますよ、先生」








こんな大人ばかりなら、思春期の子供が傷つく事も少ないのに。



岡本先生を見て、そう思った。