あれから三日。
明菜の顔の傷も大分良くなると、美咲さんが私と明菜を部屋に呼んで、化粧を教えてくれた。
「ほら、これで顔のアザ、目立たないだろ」
「わあ、凄いですね。
美咲さん、ありがとうございます」
「春美ちゃんも覚えた?このポーチに入ってるやつ二人に全部あげるから、暇な時、二人で研究しなよ」
「え?これ全部、貰ってもいいんですか?」
「私いっぱいあるもん。
まあ、二人ともスッピンでも十分可愛いけどね〜」
「ありがとうございます」
私達は、プラダのポーチに沢山詰まった化粧道具を手に持って、拓真の部屋に戻り、二人で色々試す事にした。



