オブラート








「ごめんな、明菜」






拓真は腰を降ろすと、擦り切れた私の腕を手当てする為、ソッと掴みながら、なぜか、明菜に謝った。







「拓真、俺がすでに謝っといた」






リン君がそう言い、私は意味が分からず、拓真に尋ねた。







「なんで拓真君達が謝るの?」



「なんでって、俺らがコンビニで春美達を二人にさせたから、明菜が捕まったわけだし」







拓真がそう言うと、リン君が私と明菜に言った。







「とりあえずさ、もう二人っきりにはさせないから。

いつでも俺らが守れる距離から、離れないでね」



「リン君…」