オブラート







拓真の目に萎縮し、言葉を詰まらせる父親。

次の瞬間、拓真は掴んでいた胸ぐらを離した。






「明菜を殴りたくなったら、俺の家にいつでも来いよ。


…ただし、お前が明菜に意味の無い暴力を使うように、次は俺達も暴力でお前から明菜を守るからな」



「そ…そんな事をしたら、警察に訴えるぞ」



「脅す相手…間違えんなよ。

俺らは仲間の為なら何だってするからな」



「……。」