真冬の景色【完全版】







「‥おい、渚、

何の笑いだよ、今のは‥

奴はナゼ、私達を笑ったのだい‥」







灯火の集団が去ると、来未が顔を引きつらせながら呟いた。






「‥あんにゃろう、

レディース入ってるってだけで、ウチら見下しやがったな‥」



「さぞや気分がよろしいんだろうな、道路からギャラリーを眺めるってのは」



「キィーッ!悔しいザマス!

尻もちペッタンのくせに!」







私はそう言って、手すりから降りて歩き出した。







「帰るぞ!悠里!」


「え、キリコさん達まだ見てないよ」


「いいから帰るわよ!」


「‥わよ?」