真冬の景色【完全版】







「お帰りー、姉ちゃん」






帰宅した由依さんは自室へは直行せず、

手土産らしき白い箱を片手に、来未の部屋へと入って来た。






「ありゃ?寝ちゃってんのか、

我が妹の、妹ちゃん達」






美雪達3人は、コタツや来未のベッドでスヤスヤと就寝中で、それを見た由依さんはガクッと肩を落としながら、コタツの上に土産の箱を置いた。






「せっかくケーキ貰ったのに」



「ケーキ!?」



「可哀想に。

起きた時には全て、渚の胃袋の中か」







由依さんはそう言ってコタツに入ると、バッグからタバコを取り出した。