キリコさんとは、白砂の1つ上の先輩。
つまり、時枝さん達の1つ下で、私達が去年、ライブを見に行った先輩の事。
ちなみに、彼女も狐道のメンバー。
時枝さん達みたいな凶悪な代とは異なり、キリコさん達の代は皆、私達の様なヘタレで、
白砂でマトモなヤンキーと言えば、1つ下の友美達や、2つ上の時枝さん達くらい。
その為、ヘタレな私や来未は、2つ下の悠里達や、1つ上のキリコさん達と遊ぶ事が多い。
「クリスマス暴走といえば、
お姉ちゃん、まだ特攻服、用意しないの?
時枝さん、そろそろマジ切れするんじゃない?」
後ろから絡みつく私に、悠里が言ってきた。
「だって、用意したら入らないといけねーじゃん、狐道に」
「強制なんでしょ?お姉ちゃんとクルミさん」
「まあ、いずれは入るけどさ‥
このまま先延ばしにして、時枝さん達が引退する頃に入ろうかなって。
そしたら楽じゃん、キリコさん達しか居ない訳だし」
「なるほど、さすがヘタレだね」
「要領が良いのだよ、お姉様は」



