尚美~最後のレディース









「頭にきた。

ぜってーあいつらの力なんか借りねえ。



第3土曜の初流し、あいつらの車なんか乗らねえ」







家の前に着くと、単車も無いのに真弓は突然、そう言い出した。








「…乗らねえでどうすんだよ。

チャリで出るつもりか?」



「まあ、別にそれでもいいけど」




「…また伝説になるから止めとけ」




「冗談だって」







すると真弓は、玄関ではなくガレージの方へ向かった。