真弓の家から徒歩15分程の場所に、待ち合わせのスナックは在り、 少し早めに着いた私達は、入り口の前で顔を見合わせて一呼吸置き、 私はスナックの扉を引いた。 「失礼します!」 足を踏み入れ、真弓と声を揃えながら頭を下げてそう言うと、店の壁際に在る真ん中のテーブルで、六人の先輩達がすでに待っていた。 「いらっしゃーい。 空いてるお席へどうぞ〜」 「……。」 頭の七海さんが、ふざけた口調で私達にそう言い、他の先輩達がクスクスと笑う中、私達は先輩達のテーブルの前へ向かった。