七海さんは、揺さぶりをかけながら悠里達の反応を伺っているが、 内心は、手も出せない上、悠里達が自分とタイマンを張らなければ、握っている秘密を暴露すると言い出さないか、ヒヤヒヤしている。 「灰原はこう言ってるけど、テメーはどうなんだよ、安斎。 テメーも2対2でケリを付けるのが怖いか?」 悠里がそう言い、安斎さんは下を向いてクスッと笑った。 「ああ、そうだな。 出来れば穏便に解決してえんだけど、金じゃ納得してくれねえか?」 「…テメーらの、 その腐った考えが許せねえんだよ…」 「……。」