すると、 玲奈が後ろから言った。 「途中までどっちが優勢だったかなんて関係ねえだろが。 悠里はまだ負けてねえよ」 「…なら、 もう1回ウチの尚美とやるか?」 「…テメーはどうあっても動かねえつもりかよ」 「一番上の人間ってのは、そういうもんなんだよ、お嬢ちゃん。 悠里じゃなく、別にお前でもいいんだぜ、尚美とやるのは」 「……。」