尚美~最後のレディース









女帝會の2人は俯いて黙ってしまい、


しばし沈黙が流れ、ふと横を見ると、

浅野さんは興味無さそうに、つまらなそうな顔をして爪をいじっていた。









「ビビる事はねえよ。

あいつらは警察に駆け込んだりしねえし、お前らには報酬も出す」




「……。」








そう言って2人が顔を上げると、安斎さんは封筒をドサッとテーブルの上に投げ置いた。








「少ないが、小遣い20万。


それと、来年から2人共、女帝會の幹部にしてやる」




「マ…マジすか?」




「ああ。


だけど、狐道をやった後、しばらくは女帝會って事を伏せなきゃなんねえから、

お前ら2人は、ホトボリが覚めるまで女帝會には面を出さず、どっかで遊んでな。


遊ぶ金が尽きたら、連絡してくれりゃ、誰かに追加の小遣い届けさせるしよ」




「……。」








すると、女帝會の子達は2人で顔を見合わせ、安斎さんに返事した。









「やらせていただきます」




「…宜しくな」