「今日、幹部でもねえお前らをここに連れてきたのは、
お前ら2人に鉄砲玉になってもらおうかと思ってよ」
「はは、
鉄砲玉とか古くせえ例えだな」
安斎さんがそう言うと、私や真弓と同い年らしい、女帝會の2人は、緊張した様子で話をジッと聞いていた。
「ここに居る尚美や、そっちに座る灯火の若いのは狐道のガキらに面が割れている。
灯火や女帝會が、あいつらのやり方に従わずに手を出せば、チームを消される。
だが、それ以外の奴が、あの2人をやる分には何も問題はねえ。
…分かるな?」
「…はい」
女帝會の子達は、安斎さんが言う言葉の意味を理解した様で、小さな声で返事をした。



