「何があったかは別に問題じゃねえから、そこはテメーらに伏せるけどよ、
知っての通り、連盟にバックが付いてる様に、狐道にもケツモチは付いてる。
こういうトラブルが起きた場合、通常ならバックに話を通してから動くのが決まりだが、
ちょっとした事情があって、上に話は通せねえんだ」
安斎さんの言葉から察するに、この件は上には通さず、私達だけで片を付けると言っている様で、再び七海さんが口を開いた。
「ここは隠す必要もねえから言うが、狐道のガキらはこっちが上に話を通せなくするネタを握ってる。
たった2人で喧嘩売ってこれんのも、こっちがバックを出せねえと踏んでの暴挙だ。
だから、この抗争はあいつらが望む通りの手段でケリを付けねえと、
ネタを暴露されて、チーム自体が消されかねねえ。
ナメた奴らだが、おそらく条件さえ飲んでケリを付けりゃ、
ネタを暴露されたり、昨日みたいな奇襲はかけてこねえ」



