尚美~最後のレディース









雀涙へ着くと、店の前には安斎さんの車が停まっていた。








「……。」









さすがに今回は女帝會も動くらしく、中に入ると、奥のテーブルには灯火の先輩達の他に、


安斎さんと浅野さん、それと、女帝會の後輩らしき女が2人居た。







「お疲れさまです」







ピリピリした空気の中、壁際のソファーには幹部達が座っていて、向かい側に並べられたイスには美和さんなどが座っていた為、

私と真弓も近くのテーブルからイスを借り、幹部の方を向いて座った。








「尚美、お前はこっちだろ」




「……。」








江美さんに言われ、私は安斎さんや七海さんが座る壁際のソファーの、一番左端に座って下を向いた。