「その後、3代目はどうしたんですか?」 真弓が尋ねると、千秋さんはクスッと表情を和らげながら、タバコに手を伸ばした。 「情けない顔した3代目を見て、潮時かなあって思ってさ、 下の奴らを全員納得させたら、いつでも旗を返しにおいでって言ったんだ。 チームを作った以上、1人でも走りたい奴が居れば、そいつには灯火を継ぐ権利があったから」 「じゃあ、他の人が3代目を継いだんですか?」 真弓がそう聞くと、千秋さんは首を横に振った。