尚美~最後のレディース









「このRZ、流しに出すの?」









竜一さんに聞かれ、私が答えた。









「はい」




「…うう〜ん、

流しに出すならアップハンは慣れるまで危険だな…

絞るなんて、もっての他だ」




「あ、ちなみに、

この子、Z1買ってくれたよ」




「はあー!?

それはさすがにムリだろ!?


900だぞ!?」




「あ、でも、

連盟にナナハン出してる女の先輩も居ましたし…」








私がそう言うと、竜一さんはキョトンとした表情で私を見た。









「連盟?」




「はい」




「運転手ちゃん、どこのチーム?」




「灯火です」









その瞬間、竜一さんは千秋さんに振り返った。










「未だに単車で出る子も居るんだ、


千秋のチーム」





「ね、私もビックリ」





「!?」


「!?」











その瞬間、

私達は顔を見合わせ、



真弓が恐る恐る聞いた。









「え…あのう…

千秋さんってもしかして…」




「うん、灯火」





「マジすかー!?」




「つーか、作ったの私です」




「……。」