「尚美!
誰だ今のエッチなお姉さんは!」
浅野さんのテールランプに見とれていると、鼻息を荒くした英二が横に並んだ。
「…女帝會の浅野さん」
「ラッパで注目を集めてからシナリ出すとか、見られるのが大好きな露出狂か!?
変態なのか!?スケベなのか!?」
「…知らねえよ、自分で聞け」
すると、
英二の後ろで浅野さんのテールを見ていた和也が、ボソッと言った。
「…つーかさ、
今のGS、ナナハンじゃなかった?」
すると、英二が答えた。
「ああ、
とんでもないお姉さんだな‥‥
女でナナハン操って流しに出てくるとか。
もしかしたら、とんでもないスケベなのかな」
2人の会話を聞き、真弓が聞いた。
「ナナハンってなに?」
「750CC。
中型免許じゃ乗れない限定解除の単車」
和也がそう答えると、真弓が再び聞いた。
「ふうん、凄いの?」
「流しにナナハン出してくるチームなんて、メッタにねえよ‥‥
つーか、レディースじゃ、まず有り得ない」
「ふうん、カッケーな」
真弓と和也の会話を聞いていたら、なぜか胸の辺りがモヤモヤした。
「……。」



