尚美~最後のレディース









バッテリー交換が終わり、千秋さんは再びセピアのエンジンを掛けた。








「よし、完了」







バッテリーを交換したおかげで、セピアはスターター1発でエンジンが掛かる様になり、私は千秋さんにお礼を言った。







「ありがとうございます。


すみません、ただで譲ってもらった上、バッテリーまで交換してもらっちゃって」



「いえいえ、先輩ですから」







千秋さんはそう言ってニコッと微笑み、真弓は早速スタンドを外して店の表にセピアを運んだ。