「おおー、まだ生きてた」 エンジンが掛かると、彼女は腰に両手を当てながらセピアの調子をチェックした。 「バッテリー余ってるからあげるけど、あんたら自分で交換できる?」 振り返る彼女に、真弓が答えた。 「バッテリーってなんですか?」 「…あはは。 やってあげるから、バッテリー交換くらい覚えときなよ」 「はい!お願いします!」 彼女はそう言って店の中へ入って行き、予備のバッテリーを手に再び現れ、 私達に交換の仕方を教えてくれた。