帰宅すると、真弓はベッドに寝そべりながら雑誌を読んでいた。
「お帰り、あなた」
「…そのネタ、今日はやめてくれ」
「…?」
ソファーに倒れ込むと同時に、テーブルの上にあった真弓のタバコに手を伸ばした。
「…はあ、
タバコ吸えないの辛かった…」
「ダメなの?」
「いや、別に大丈夫だけど、最初だし」
そう言って数時間ぶりのタバコを吸って一息吐くと、真弓がワクワクした表情で聞いてきた。
「で、どうだった?
女帝會の幹部ら。
やっぱ七海さんには気を使った感じなの?」
「いや、全然。
なんか対等だったよ。
というか、むしろ女帝會の頭の人の方が、七海さんより上って感じがした」
「ふうん。
詳しく話してごらんなさ〜いザマス」
「スネちゃまのママ?」
「トンガリのママでございまーすザマス」
「スネちゃまのママは?」
「スネちゃまのママでございまーすザマス」
「同じじゃん」
「早く話せよ」
私は真弓に先ほど見聞きしてきた事を話した。



