尚美~最後のレディース








「…お、

整形したのか、美和。


ずい分と可愛らしい顔になったな」




「……。」








安斎さんは座るなり私を見てそう言うと、クスクスと笑いながらタバコをくわえ、ジバンシーのライターで火をつけた。








「尚美、立ちな」




「はい」








七海さんにそう言われ、その場に立ち上がると、


七海さんは顔でクイッと女帝會に挨拶しろと合図をしてきた。










「この度、

灯火の親衛隊、隊長を張らせていただく事になりました。


片瀬尚美、歳は15。

どうぞ宜しく」








頭は下げず、後ろで腕を組みながら、安斎さんを真っ直ぐに見つめたまま、そう挨拶し、


私は再びイスに腰を降ろした。