尚美~最後のレディース








解体の仕事にも慣れてきた私達は、徐々に力を使う仕事も男達に混ざりやらされていた為、

私と違い、体力の無い真弓にしては、ここ最近はよく頑張っていた。









「何やってんの、こいつ」








港に着くと、英二達が近づいてきて、

スタンドをかけたRZにまたがりながら、タンクにベターッと身体を付けて仮眠を取る真弓を見て、和也がボソッと言った。







「充電中だから起こすなよ。

こいつさっき、居眠りしてたから、寝かせないと帰り危ないし」




「スゲーな。

よくあんなウルサい中で寝れるな」



「というより、単車のケツで寝る事の方が凄い。


しかも、しっかりとベルト掴んだまま」








私達は真弓から少し離れた所に移動した。