尚美~最後のレディース







それから6日後の、第4土曜日。






私は左肩にあの腕章を付けて流しに出ていて、


街中から港へ向かう途中、妙に後ろが静かだった為、私はRZのミラーの角度をクイッと真弓に合わせた。







「なっ…

おいっ真弓!起きろ!


危ねえぞ!!」



「……。」







解体の仕事で疲れが溜まっていたのか、真弓はシートのベルトを両手で掴みながら、口を開けて目を閉じていた。









「真弓!」



「…んあ!?」


「んあ!?じゃねーよ…


ヨダレ拭け」


「…うう…ねみい…」


「もうちょいで港に着くから我慢しろ」