尚美~最後のレディース









「光栄ですけど、遠慮させて下さい」







私がそう言って腕章を返そうとすると、麗子さんが横から口を出した。








「勘違いするなよ、尚美、

これは強制なんだよ。


チーム内での立場は、全て上の人間が決める。

当たり前の事だろ」



「……。」







腑に落ちないが、たしかに麗子さんの言っている事は正しい。