尚美~最後のレディース









麗子さんの家へ着くと、部屋の中には8代目の姿は無く、七海さんと麗子さんの2人だけだった。









「おう、早いな」




「お疲れ様です」










ソファーに座りながら雑誌を読む七海さんに挨拶をし、私達はテーブルを挟んで七海さんの正面に正座で座った。









「尚美、昨日はご苦労な」




「…いえ」




「別に堅苦しい話じゃねえから、2人共、足崩せよ」



「……。」








私と真弓は顔を見合わせ、言われた通り足を崩し、

私は体育座りをし、真弓はお姉さん座りをすると、七海さんは笑った。








「…プッ、

お前らなんだ、その座り方。


レディースらしく、堂々と背筋伸ばしてアグラかいていいぞ」




「……。」



「……。」







再び私達は顔を見合わせ、ゆっくりと体制を変え、アグラをかいた。