尚美~最後のレディース









「けっこう腫れちゃったね」



「……。」







昨夜、真弓に貼ってもらったシップを鏡の前で取ると、悠里に殴られた左目の辺りが、青く腫れ上がっていた。







「まあ、悠里の方が酷いだろうから、これ位で気にしてたら申し訳ないし。


あ、英二に謝っとくかな。

悠里の可愛い顔をボコボコにしてごめんなさいって」






私はそう言って、再びシップを左目に貼った。








「でもさ、

結局なんだったんだろうね。


この時代に他のチームを潰すとか、マトモな考えじゃねえよ。


しかも、たった2人で」



「……。」