尚美~最後のレディース








悠里と玲奈がクスクスと笑う中、七海さんは歯をギリッと噛み合わせた。








「…で、何が言いたいんだよ」








悠里に聞かれ、七海さんは私を見た。








「ルーキー同士、

ウチの尚美とタイマン張れよ。


尚美に勝てたらタイマン張ってやるよ」




「……。」








突然の展開に唖然としていると、悠里の冷たい目が私に向いた。








「こいつをやるだけでいいのか?」




「ああ」




「こいつの後、お前がタイマンに負けたら、

灯火を解散させて、お前はこの街から消える。


本当にその条件を飲むんだな」




「ここに居る奴ら全員と、あいつらが証人だ」







そう言って七海さんが振り返ると、先ほど麗子さんの伝言を聞いた英二達のチームが、少し離れた所で私達を見守っていた。








「…わかった。


その条件でやってやるよ」



「……。」