走る事10分。 集合場所の駐車場に着くと、先輩達はすでに集まっていて、英二達の暴走族の単車が数台並ぶ近くに、灯火の車が二台停まっていた。 「お疲れ様です」 「おう」 フルスモークのベンツに寄りかかりながら、他の先輩達と話をしていた七海さんは、 私達の挨拶に軽く返事すると、再び先輩達と話し始め、 私がRZのエンジンを切ると、後ろから降りた真弓がステッカー代の入った封筒を手に、七海さんに近寄った。 「あの、七海さん… これ、ステッカー代です…」