尚美~最後のレディース








「面倒だよな、女のケツ持ちとか。


何が悲しくて、真弓のヒップなんか守らねえといけねえんだよ」



「ヒップ言うな」



「どうせなら狐道のケツ持ちしてえなあ。

2年位前に狐道の流し見た時、悠里ちゃんの先輩達も美人だった記憶がある。

人数少なかったけど」







英二の言葉で、私はふと思い出した。








「そう言えばさ、

最近、狐道が走ってるの見た事ある?」






私がそう言うと、みんなは顔を見合わせ、和也が呟いた。







「そういや、ねえな。

去年辺りから、パタッと見なくなった」



「バックレたんじゃねえの?

連盟じゃねえから噂も聞かないけど、悠里ちゃん達の上って5人位しか居なかったし、フェードアウトしても誰も気にしないだろ。


元々、頻繁に流しに出てくるチームでもなかったし」