英二達は単車だった為、警察に追われても英二達がケツ持ちをし、私達を逃げしてくれると分かっていたから、昼間だったが、私達はRZで焼き肉屋へ向かった。
「すいませーん。
上カルビの追加お願いしまーす」
「おい真弓!
上を付けんな、上を!」
座敷で向かい合わせに座った私達は、昼間から豪勢な昼食をとった。
「…はーあ。
今日はブランドの服買いに行って、学校でビッとした格好を悠里ちゃんに見せる計画だったのに…」
英二はそう言って嘆きながらカルビにタレを付けた。
「いいじゃん、別に。
ここの支払いなんて、2人で割れば五千円くらいだろ。
いくら浮いたんだよ」
私がそう聞くと、英二はボソッと白状した。
「…7万ちょい」
「やっぱりな。
3万あれば十分だろ。
すいませーん、タン塩とカルビ追加お願いしまーす」
「……。」



