千春権限により、成美、由真、桃枝の三人が新たに加わる事となり、
私達のチームは、11人になった。
「とりあえず、お前らの単車だな。
原チャリでいいなら、ひみ子のタクト乗ってもいいんだけど、どっちにしても、一台足りねえな」
咲希がそう言うと、成美がそれに答えた。
「あ、足なら大丈夫です、
ウチのガレージに、兄貴のダックス眠ってますし。
由真も母ちゃんの原チャのスペアキー持ってますから」
「ふうん。
なら、特攻服だけか。
そっちはウチらが用意してやるよ、お前らまだバイトとか出来ないし」
「いえ、とんでもないですっ、
特攻服代くらいなら、なんとか用意できます」
「いいって、
マミ達にだけ単車買ってやって、お前らに何もしないって訳にいかねえし」
「お、咲希ちゃん偉いねえ。
敵には容赦ないくせに、後輩には優しい」
「私は花と弱い者には優しいんだ」
「いやいや、
あんたを基準にしたら、敵もみんな弱い者ですから」



