ついに私達の前に姿を現した、紫禁嬢のメンバー。
愛梨が言う、8人の幹部ではないものの、ここで私達が協定に加担しようとする人間だとバレてしまえば、七夕暴走の時にかける奇襲に支障が出る為、
今は、こいつらとの争いだけは避けなくてはと考えた。
しかし、
「…へえ、
お前らが紫禁嬢かよ。
想像通り、いけ好かねえ奴らだな」
咲希の視線が、私と喋る女へ向く。
「威勢が良いな。
紫禁嬢を知ってて、そんな態度が取れるなんて、余程のバカか、あいつらみてえに、ウチらに上等切ろうってバカの、どっちかってとこか」
「どっちもバカじゃねえかよ」
「お前らは、どっちのバカだ」
その答えによっては、その瞬間、ここで衝突する事となってしまい、紫禁嬢に私達の事が伝わってしまう。
「ウチらはな…」
「咲希!!」
「…?」
私は咲希の言葉を遮った。
「…ウチらは、ただのバカだから、
通してよ、そこ」
「千秋…」



