イスに座る咲希以外の3人も、私の様にベッドに腰を降ろすと、愛梨が私達に話し始めた。
「説明も何も、紫禁嬢の組織図は、今言った通りだよ。
メイファンをトップに、2人の側近が下に居て、その下に6人の親衛隊長。
幹部はこの8人で、
あとは親衛隊、最後に末端のザコって続いてる」
「特攻隊長とかいねえの?」
咲希が聞いた。
「ああ、親衛隊だけ。
他に変わってる部分と言えば、親衛隊から上は、給料が出る」
「給料?」
「ああ。
逆に、末端の奴らはメイファンに毎月金を払ってて、
メイファンはその末端から集めた金と、他のチームが払う義理代を全て、親衛隊から上に流してる」
「え…
紫禁嬢の奴らも金払ってるの!?
よく入るな、そんなチームに…」
「他のチームが払う金額よりは安いし、どうせ払わなきゃ走れねえなら、紫禁嬢に入った方が特だろ。
親衛隊に上がりゃ、逆に毎月給料が出るんだからよ」
「…ふうん」



