その後、 風吹君の部屋を出た私達は、亜季ちゃんに電話をする為、咲希の部屋へ向かった。 「あ、もしもし亜季ちゃん? 何かあったの?」 亜季ちゃんに電話を掛けた咲希は、しばし無言で話を聞きながら、 ペンに手を伸ばし、何かのメモを取った。 「うん、わかった。 じゃあカボチャでも持って顔出してくるよ。 また連絡する」 咲希はそう言って受話器を戻し、私は電話の内容を尋ねた。 「亜季ちゃん、なんだって?」 「愛梨達が、ヤラれた」 「え…誰に?」 「紫禁嬢」 「……。」