女の世界だけにとどまらず、北帝連の人間さえも抑えつける力を持っていたメイファン。
それはつまり、私達がもし、紫禁嬢に刃向かえば、
メイファンの一声で北帝連のバックが動き、この街の全ての暴走族を、私達にけしかける事も可能という事になる。
「メイファンに金払ってでも、単車にまたがりてえって言うなら、別に俺は止めねえけど、
亜季達みてえに、逆らおうとかバカな考えを持ってんなら、やめときな。
相手が悪すぎる」
「……。」
麻雀の牌が、カツカツと合わさる音だけが部屋に響き、私は風吹君の話を聞き、やはり、後輩達をそんな危険な目に合わせる訳にはいかないと、レディースを作る事に迷いが生じた。
「…ねえ、やっぱさ…」
そう言いかけた、次の瞬間。
「はあ?
国道走るのに金なんて払う訳ねえだろ、高速道路じゃねえんだから。
国土交通省に訴えるぞ」
「…ねえ、咲希、
マミ達も居るんだしさ、やっぱヤバいって、さすがに男の暴走族まで敵に回すのは…」
すると、部屋からハミ出たマミが、廊下から私に言った。
「千秋先輩!
ウチらなら大丈夫です!
男なんて、金玉ですよ!
みんなで金玉集中攻撃しましょう!」
「…変な噂流れるって」



